男らしいぞ、金岡選考会議議長

富大学長選考、やり直しはしない KNBニュース

ほぼ完全に民主的に運営したと思っているのでその結果到達した結論でありますからこれは残念ながらギャップという結果が出たけれども私はこの結論については選考会議としてはいいのであってどのようなことがあろうと全部受けてたつ」「やり直しということはまったく考えていません」

いやー、すごいですねー。先週の全学集会で、規則違反の主犯確定の方が、受けてたつそうです。id:toled をのぞいて、何のことやらわからんので、金岡議長の主犯確定物件を紹介いたしましょう。

富山大学だろうと、中学校の生徒会程度でも、選挙で立候補するには、立候補者の要件をみたさなくてはなりません。富山大学の場合は、それは学内の20名以上の推薦人か、学内の選考会議メンバーの推薦(1名でも可)の推薦となっていました。選考規則にも、選考会議の場で要件を満していることを確認するよう書いてありました。にもかかわらず、実際には、金岡議長が前日にええかげんに確認しただけで、会議では、推薦書抜きの資料が配布されただけでした。ようするに、会議では、立候補者が要件を満しているかチェックしてなかったのです。

学内の教員から構成された意向調査管理委員会は「てめー、規則違反だろ。今からでも、会議で確認せんかい」といいつづけましたが、金岡漢のなかの漢はとっても漢らしく、「推薦書なんて、俺だけ見りゃ十分やねん」といいつづけて、現時点にいたっているわけです。

このように金岡議長は議長にふさわしく、漢の中の漢なのですが、いま、私が頭にうかんでいる表現をそのまま書くと id:toled の昨日のエントリの観点から非常に政治的に正しくないであろう側面で、漢の中の漢とはいえない事情が推察されているのです。

はっきりいって、理学部の平井候補は意向投票にさきだつビラで、賛同された方々の名前をだしています。医学部の倉知候補は出していませんが、医学部のかなり多くの皆さんの支持で立候補されていることが知られており、20人の賛同人をだせなかったとは到底考えられません。思慮深い私はあえて名前を出しませんが、のこりの方は投票結果を見ても、20人の学内の推薦人を集められなかった疑惑が濃厚なのです。

いそいで、付け加えますと、学内にどんなにそっぽを向かれても、嘘つきであることが皆に知れわたっていても、約束まもらない奴だという確信をもたれていても、改革の理念などなく改革したという御題目をもって引退して、責任を押しつけるつもりしかないことがバレバレでも、現職の学長が選んだ学外の選考会議メンバーのたった一人の推薦があれば、立候補できるという、ウルトラ・スーパー綱渡りが可能なのが、現状の富山大学の学長選考規則なのです。だから、私は残りの嫌われものの候補者が、要件を満していないとは思っていません。だけども、ただでさえ、意向投票の得票率が20パーセントで、そのうえで、学内からの推薦者が20人あつめられなかったことが事前にわかっていたら、得票率の夢の一桁もありえたかもしれません。「改革」なんかしなくても、日本大学史に残る快挙だったのにねー。

それで、漢の中の漢、金岡は「推薦書の情報は出さないほうがのぞましい」といいつづけているんですが、どうして情報がもれるとまずいんでしょうかねー。なにかあるんですかねー。あるんでしょうねー。

というわけで、こういう疑惑が学内からでていて、なおかつ議長が無視しつづけというのは、民主的なんでしょうか?でも、漢の中の漢、金岡議長はきっと受けてたってくださるでしょう。これから、西頭さんに圧力かけて辞めさせて、闇にほうむるなんてしないでね。富山大学の教員としては、それが一番うれしいけど、この件はすでに富山村エスタブリッシュメントの民主性がとわれる案件になりつつあるんだから。まあ、明日西頭さん辞めても、学内の人間はあんたのこと許さんからね。