人間発達学部で西頭学長がボコボコに

西頭学長のバンザイ号外を出した北日本新聞では、まるっきり、ミスリーディングな記事が掲載されました(2月5日「運営に理解求める 富山大学・西頭学長」)が、2月4日、西頭学長の事実上のつるしあげ集会が人間発達学部でありました。正確な記事は2月5日付けの北陸中日新聞に掲載されています。

人間発達学部の教授会終了後、懇談会があったもようです。16時から西頭学長が、性懲りもなく、読むと西頭氏がいかに反省していないかよくわかる反省文として、すでに学内で有名な、西頭文書の内容を20分間とうとうと話しました。その質疑応答が1時間におよぶ、事実上の吊るし上げ集会になりました。

人間発達学部の教員の主な発言は
「人間発達学部まできて、声明文への回答をしないとは、どういう了見だ」
「8割も不信任があって、てめー、よく学長うけたな。8割不信任で改革なんてできると思ってんの?」
「おめーと役員どもと、俺らの認識の差は高度4000メートルじゃー」
「みんなが力をあわせるためには、おめーが辞めるのが一番じゃー」
「意向投票を尊重すべきと思ってんの?どうなの?(尊重すべきだと思ってんなら、辞めるよね。)」
などなど、まっとうな意見がでました。


それに対して、西頭学長は、
こんな時だからこそ、なお一層、一致団結できるのではないか」などという、「空気読め」発言を繰りかえした模様です。

最後のシメに、西頭学長が導入した業績評価システム*1の実務面の実質的なリーダーと目されている人物から「こんなんじゃ、もうあんたのこと支持できない」との三行半(みくだりはん)をつきつけられました。

ところで、はっきりいって、今回の学長の学部まわりは、つるしあげになる可能性が大きかったことは事前に予想できました。でも、どうして学長はこんなことしたのでしょうか。聞くところによると、学長がいうことをある程度聞かざるおえない事務方の人物に、このままじゃ、いつまでたっても、文科省に学長選考の結果をあげられないから、はやくなんとかしろ、学部まわりくらいしろ、と強くプレッシャーをかけられた模様です。その人物も学長がつるしあげになることは予想していたでしょう。ということは、事務方にも西頭さんは見放され…。

西頭先生。先生には、残念このうえないとは存じますが、教官だけでなく、事務方にも、「改革」をささえている人たちも、見放されつつあります。もうそろそろ、潮時だと思うのですが、いかがでしょうか。

*1:電話帳のような分厚いマニュアルを読まないと、自分の業績を申請できない業績評価システム。結局、くそ忙しいのに、電話帳読む忍耐だけを測る業績評価システムになっております。別名、電話帳速読力判定試験。