北日本新聞誤報問題

富山大学学長選考問題を考える会のビラより

1月27日に学長選考会議が開催されました。これについて、KNB NEWSと北日本新聞が「(選考会議は)選考のやり直しをしないことを確認した」と報道しましたが(裏面参照)、この報道は誤りです。
…(中略)…
学長選考会議として「今回の学長選考には問題ない」というような共通認識や、「選考のやり直しはしない」というような決議はなされていないのです。

報道は、誤って、金岡議長の個人的な見解を選考会議の決定として報道したものです。
…(中略)…
 なお、北日本新聞とKNBの担当記者に、この件で事実の再確認と記事の訂正を求めたところ、前者からは、訂正はできないが、今後同様の報道をする場合は金岡議長の見解として報道するとの確認が、後者からは、金岡議長の発表を報道したので訂正はできないが、今後は会の側にも確認するようにしたいとの回答が得られました。以上、申し添えます。

ようするに、北日本新聞とKNBは、選考会議内部での学外委員と学内委員の意見の対立を認識していながら、金岡議長(議長だけども、学外委員よりと目される)にだけ取材して記事を書いていたわけです。それでもって、そのミスも認めたわけです。ですけど、北日本新聞は、反省するどころか、おとついの学長吊るし上げ集会の記事も、あきらかに学長だけに取材し、学長に都合がよいことしか書いてません。どうしてでしょうか?考えられる可能性は以下のいずれかのようように思われます。

  1. 北日本新聞の記者(そしてデスクも)は複数のソースから裏とりするという、基本的な取材手法もしらない無能である。
  2. 複数のソースから裏とりするなんてめんどくさかった。つまり、記者が怠慢。
  3. はじめから、学長サイドに都合がいいことを書きたかった。つまり、北日本新聞は偏向新聞。

さて、どれなんでしょうか。