マクドナルドクーポン券問題、または非常にアホな私

当経済学部(富山大学経済学部)の大森先生のおかげで、長年の疑問が解決致しました。

私の疑問は次のようなものです。マクドナルドのクーポン券は大抵、「ハンバーガー一個お買い上げの方、○○円値引き致します。」という形式のものです。これは経済学の2部料金制といわれる理論からするとおかしいように見えます。経済学の常識では、たくさん需要する人には値段をやすくしてたくさん買ってもらうのが常識です。ちんちくりん(富山にあるうどんのおいしいファミレス) の割引券はたくさん食べれば得するようになっているのですが。

大森先生の答えは「マクドナルドでたくさん買えば買う程、消費者が得するクーポン券を配ると、持ち帰りで一人で数人分のハンバーガーを買われる可能性があるから」というものです。ちんちくりんは持ち帰りがないのでこの心配はありません。

ちなみに私はこの2年間この疑問をずっともっていました。何人かの知人や恩師に尋ねましたが、ちゃんと答えてくださったのは大森先生が初めてです。

(その後、大森先生は小樽商科大学へ移転されました。)