ポストモダンと吉川洋

ちょっと、思い付きです。まだ、読み直してないんだけど、吉川洋さんのマクロ経済学って、上のとっても調整過程が長いケースを扱っているような気がします。一方で、濱口さんのところでもポストモダンの代表としてあつかわれた岩井克人さんもモデル的にはマルクスシュンペーターの同類だと思われます。だけど、岩井さんの「経済成長論」(『現代の経済学』東大出版)は技術革新について、シュンペーターマルクス的な匂いが全然ない。

現代の経済理論

現代の経済理論

現代マクロ経済学 (創文社現代経済学選書)

現代マクロ経済学 (創文社現代経済学選書)


これは吉川さんが調整過程で成長する側面を強調し、ポストモダンの岩井さんが調整がすめば成長がなくなることを強調しているのが理由の気がしてます。ほんとかな。ちがってたらだれか教えて。とりあえず、吉川さん読みますけど。