大人だってさー

なんと言うべきかちと言葉に詰まるが - finalventの日記
義務を放棄した大人たち

なんとなく、自分としては上のエントリと連続しているんですが、それはさておき。

大人になろうとすると、大人としての義務というか、子供とか、目下の人間への対応がへんちくりんになる。年頭にあるのはゼミの学生あたりなんだが、大人というより、おんなじ課題をもっている違う立場の人間と思って接したほうが、うまくいく気がする。「教師としてこうしなきゃ」なんて思って接しているときほど、墓穴を掘る。

学生への対応が私なんかよりずーっとうまい人がいるけど、「大人になろう」なんて思う前に大人な人が多い。そういう人は大人になりたいなんて思う前に大人だったんじゃないかと思う。私も含めて、大人にならなきゃとか、大人としてなんて考える時点で、もう、大人失格なんで、大人でないヤツが大人のフリしないほうがいいと思う。
また、大人でないやつに大人になれというのも、実害しかないと思う。

もちろん、本当の子供とか学生とかは自分でご飯食べてないので、ご飯たべさせたり、将来、ご飯たべれるようにしなきゃなんない。でも、大人でない私は口がさけてもこうやったら大人になれるなんていえない。それより、おんなじ子供として、ご飯を稼ぐ方法とか、その邪魔をする親とかのだまし方とか、そんなことを一緒に考えるほうが楽しい。