ついでにOctaveとGnuplotとtgif2tex
思い出したんでついでに書きますが、さる研究会で上で触れた論文報告してたら、研究会終わったあとで複数の人に、数値計算ソフト何使ってますかと聞かれた。別に大してすごい計算してたわけではないので、怪訝に思っていた。あとで気がついたが、グラフがきれいだったのだ。
正確にいうとグラフ自身というより、グラフの複数の線がきちんと色分けしてあって、その上、表題のなかの数式はx^\alpha+exp{x+3}でなくちゃんととでているのである。*1グラフの色分けをMathematicaでするのは結構手間だし（最近つかってないけどそうですよね）、グラフ中の字を数式にするのって、できなかったと思う。私が使っていたのはフリーのOctaveなのだが、Octaveは自身はGnuplotとという大昔からあるグラフ作成ソフトにグラフを書かせるのだが、デフォルトで、複数の線は色分けしてくれる。出力をモノクロにすれば、線の太さや破線で書き分けてくれる。その上、Gnuplotは出力形式が多い。便利なのはUNIX上のドローソフトのtgifに変換してくれる。これ自体はまあまあ便利な程度なのだが、tgif2texという大変便利なソフトがあって、tgifに書いてあるlatexの数式を解釈して、latex上でtgifの出力の画像の上にtexの数式をのっけてくれるソフトがあるのだ。これのおかげで、グラフ中に数式があれば、gnuplotの出力はmathematicaのデフォルトの１０倍くらい美しいグラフになる。
興味のある人はgnuplotとか、tgif2texとかでぐぐってください。
