2007-01-01から1年間の記事一覧

標準ミクロ経済学グラフ

えー、こういうひと→「どうしてプログラマに・・・プログラムが書けないのか?」でないことを証明したくて、awkとgnuplotで早速やったんですが、Fizz-Buzz問題に1時間かかる人間だということが、わかりました。orz標準ミクロ教材 - osakaeco's fotolife←ここ…

これだけは、はっきりさせたいこと

私は代替的世界観にもとづく、医療を全否定するつもりはないけど、ホメオパシーの科学的根拠がジャック・ベンベニストによって証明されたといいつづける人々は、無知あるいは、詐欺師である。 「水の記憶」事件 - Skeptic's Wiki文献12によると当時ネイチャ…

宇野弘蔵再読

前のエントリを書いたあと、久し振りに宇野弘蔵を読んでみた。例によって、ええかげんに読んだんだが、本当の宇野シューレの方々の顰蹙買う覚悟で、以下のように宇野弘蔵を要約する。 全然、マルクスしらん人のための基礎知識 マルクスという人は資本論書い…

似非科学と経済学(玉虫色になってゆく私)

御無沙汰です。自分としては、あっという間に感じるのですが、疑似科学関連のエントリを一生懸命書いていたので、経済学やめたんかと思われているような気がする。それはそれでいいんですけど。疑似科学のことを考えながら、意識していたことは、科学の対象…

唯物史観の公式

はてなキーワード唯物史観(←ここクリック)に昔、仕事の逃避で翻訳したマルクスの唯物史観の公式(『経済学批判』の序文の一部)をのせました。短いのに、日本語のフリーのやつって見たことないので、役に立つ人がいればうれしいです。フリーでそのへんにころが…

この本を読もう

http://d.hatena.ne.jp/osakaeco/20070414#c1176639772 『学校もいいですけど、中卒、高卒で職人とかの修行してる人とかをもっと普通に応援したほうがいいんじゃないかと思うのですが。 そのとおりですね。エジソン (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記)作…

数学が苦手な経済学者ですが

finalventの日記 - 朝日社説 高校生の学力―格差を放置するな 格差というより生き方の選択の問題ではないか。それに、数学は普通社会人としては必要ない。英語は学校の勉強では身に付かない。こんなテストでがたがた言うことでもない。 弾さんのとこでも否定…

愛のあるitemize

ブログ断ちの原因になった某研究会でのこと、ある優秀な若手ゲーム理論家のスライドが目を引いた。TeXで作っているのだが、itemize(箇条書環境)がちょっとちがう。LaTeXをデフォルトで使うと普通はこう。 ・いちばん上の見出し。 ー 二番目の見出し * 三番目…

ブログ断ちくじけた

締切明日なのに、もう、あそびたくってしょうがない。ほかのブログにコメント書いてます。

しばらく、ブログ断ちします。

来月初めまでに、しあげなければならない仕事がしゃれにならいくらい遅れてまし、しばらくブログ断ちします。えーと、これ書くまえに柘植さんのコメントにお返事しまして、はやばやとくじけちゃったんですけど、メール読みとあわせて30分しかブラウザは起ち…

石原慎太郎、都知事選に落選して欲しい!

この度、東京都の教育・福祉をぼろぼろにした石原慎太郎が都知事選に落ちるプレゼントキャンペーンを開催します。応募は「石原慎太郎、都知事選に落選して欲しい!」と日記に書くだけ!抽選で1名のかたにid:terracaoの「はてなポイント」全財産を差し上げま…

トラブルのお蔵出し

ネット上にあるものですから、リンク貼ります。随分、前ですが、石田清次さんというシュタイナー教育の先生しているひとと険悪な手紙のやりとりがありました。石田さんのきっかけの文章と罵倒だらけの手紙を公開用に書きなおしたものがありますので、載せま…

これって多いですか。

上みたいなことがあって、過去の一覧みながら、私のブログ上の通算、トラブル期間を計算してみました。8日です。思ったより少ない気がしますが、本格的に書きはじめたの昨年の11月くらいですから、ならすと1月に2回は誰かと喧嘩している。ひどー。

やっぱり書こう

ブログに書こうとしたこと、書くの止めて先方のブログに貼ったらいきなり、「これ以上のコメントできません」にされました。http://rblog-ent.japan.cnet.com/tamon/2007/02/post_91a9.html 対話しないとのことですので、一方的にいいたいこと書きます。 私…

富山と自動車

松尾匡さんお勧めの田上孝一「実践の環境倫理」がとどいてた。たしかに面白い本なのだが、自動車のところを見て、すぐに奥付見ると立正大学の方、実例としても山の手線の話がでてくる。車の代替として、自転車を勧めておられるが、少なくとも富山では相当の…

医者は万能でない

説明の仕方の他に、医学の限界そのものも、患者さんの満足度を落とす。脳卒中後の半身不随の人が胃癌になって胃切除を受ければ、術後の闘病生活は苦しいであろう。しかし、手術しないことにはいずれ胃癌が進行して亡くなるのである。痛みも苦しみもなく治す…

ふーっ

あー、もう、書くべきことは全部書いたという気分です。最近完全にブログにはまってしまって、途中の仕事もほとんど進んでなくて(共同研究者のWさんごめんなさい。多分読んでないと思うけど)、大変な状況になってしまったのですが、疑似科学について考え…

権威としての科学

ふまさんと、だらだらとコメントで話していることと関係するのであるが、ふまさんのように疑似科学批判に批判的な心情の根本は科学者集団の内部のルールと科学者集団というか科学が社会で演じている役割のギャップにあるのではないだろうか。弾さんもしばし…

カルトな私

このエントリは多分、一部の人にはオウム真理教がらみのトラブルと同種の出来事と解釈されるかもしれない。その一方で、コメント欄やブックマークの反応から、私の見解への賛否は別として、確実に真摯に受け取ってくださる方がいるという信頼の元にこのエン…

ハッカーになろう

それでも結局のところ、ハックが起こした問題は別のハックでしか直せない。科学の過ちを正せるのは科学だけなのだ。そして実際にその作業を覗いてみれば、それは辛い以上に楽しい作業であることはすぐわかる。疑似科学は、正しくない以前につまらないのだ。 …

有用性のある「トンデモ」について

とても明白なことに気がついた。私が有用性のある「トンデモ」と呼んでいるものは、要は科学的対象について、通常科学と違うアプローチをし、なおかつ、一部の対象については有効性なり有用性をもち、別の対象については科学によって誤りが判明している世界…

トンデモ嫁との対話

トンデモ嫁に関するフィールドワーク - 痴呆(地方)でいいもん。の続きです。奥さんとホメオパシーについて話ました。「あんたのこと書いたら、hotentryはいっちゃった」というと、「トンデモ嫁って、あそこに転がっている「魔法修行」っていったい誰が買っ…

トンデモの空白をどううめるか

うまさんへの返答を書いててにつまってしまったので、気分転換にごちょごちょ書いていたことを整理。トンデモな奥さんとか友人とか多いこともあって(みなさん暴言失礼します)、単純にトンデモあかんという気にはなれない。ただ、私自身がトンデモに魅かれる…

疑似科学というか、詐欺科学と経済学

柘植さんやpoohさんへの御礼として、経済学の側面から疑似科学について書きたいと思っている。ただ、今は個人的な関心で疑似科学問題にはまっちゃってて、きちんとした分析なりをする時間がない。ただ、詐欺として疑似科学について、以前からぼんやりと考え…

トンデモ嫁に関するフィールドワーク

えー、私の家って結構トンデモで、ホメオパシーの本とか、先日稲葉さんもふれてたシュタイナー教育の本とか、いっぱいあるんです。ホメオパシーとか、バッチのフラワーレメディーとか家内がこっています。きくちさんのブログでもホメオパシーのエントリがあ…

小学校道徳教材:「最低ですね」というとこんなことになります−poohさんへの謝罪と私以外のほとんどの方が理解していた事の次第

poohさんに大変失礼なことをしていたことが分かりました。お詫び申しあげます。いまさらと思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。poohさんは御自分のブログで大坂の気をつかっていらっしゃいますが、責任の比重はで大坂にあります。ことの次第を説…

きくちさん

自分の起したこの数日のトラブルとも関連して、私に徹底的に欠けているのは、こういう認識ができないからなんだろうな。 「しかたがない」と書くときの気分は伝わらなくてもしょうがないです。それは伝えられないから。 えーと、例のNHKのやつのときも「歯切…

教育問題としての疑似科学

えーと、poohさんに対してきちんと応答したいと思って読みはじめたんですが、いまだ、poohさんへの応答が書けないまま、疑似科学のことばかり考えています。それで、あたり前の発想なんで、もうどなたかが考えているのかも知れませんが、水伝って、教育の自…

ニセ科学と宗教とか道徳について(多分つづく)

poohさん。あらためて、勉強不足おわびします。というわけで、poohさんの記事とか、弾さんのとか、きくちさんのとか読んでいます。それで、弾さんの記事についてですが、ちょっと感想。えーと上のエントリで想像がつくでしょうけど、あんまりきくちさんを含…

私が誰と仲がよかろうが、誰の信奉者であってもそれは私の当事者主権です。

人権政策研究会 - 中西正司/上野千鶴子『当事者主権』(岩波新書)へのコメント以上 追記 きくちさんがニセ科学と闘おうが、宗教と闘おうが、それもきくちさんの当事者主権です。